0607

1週間という時間の喪失について思いを巡らせて見る。1週間前の私は別人であり、何を思考していたのか、把握しづらい。ただ24×7がいつまで経っても168のように、168時間という時間が積み重なっただけだ。過去がそうであったように、未来もそうであると私は……望んでいるのだろうか。
posted at 07:50:31

変化の乏しいことは私の望むところである。変化というものは、いつでも私を困惑させる。ひたすらに困らせる。私は一人で決断できたことなどないのだから、変化する現状に一つ一つ対応していくことは、一般的な人間に比べて困難だと言い切ってもいいのではないのだろうか。
posted at 07:52:17

私は変わらない関係を求めている。
posted at 07:53:09

押し付けている、彼にも。そろそろ彼は物分りの良い兄という役柄に飽きてきているのだろうか。赤の他人なのだから、いつまでもゲームが続くはずはないのに、私はゲーム盤から取り除かれるという可能性に恐怖を感じる。
posted at 07:54:30

私は、優れた妹ではない。愛されるに相応しい役に力が不足していた。いつでも埋める努力はしてきた……とは言えない。私はいつしか与えられるのが当たり前だと思い込むようになったのだ。それは、その考え方は危険以外の何物でもない。
posted at 07:56:24

彼は私と違って、ある一定以上の変化を求めるのだから。
posted at 07:56:46

私の役目は、祝福することなのだろう。愛らしい妹として、兄の幸福を喜び、祝うことなのだろう。
posted at 07:57:32

0609

天気予報が嘘をついた。雨は降らずに、太陽が顔をのぞかせている。今日の気分は雨だったが、天気は軽々と裏切る。予報は所詮、予報でしか過ぎないと、何度体験すれば、私は理解できるのだろうか。
posted at 16:50:22

壊れてしまったビーズの指輪を編みなおした。壊れたときに足りなくなったビーズがあったから、家にあるもので代用したら、違う表情をするようになった。壊れてしまったものは、元には戻らない。どうして私は不変ではないものに、執着を持ってしまったのだろうか。
posted at 16:55:00

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